BLOG ナイフ修理2
こんにちは!ニッパーです。
続きです
・ナイフ修理記は、手間のかかった方のみ上げます、
画像の段階で、ブレード再研磨、オリジナルハンドル除去
ブレードばね の修正が終わっています。
・このナイフの一番の問題点は、ブレードを閉じた時に、
刃先が、ブレードばね に当たってしまう所です、いくら
丁寧に刃を付けても、ナイフを閉じたら、刃が傷みます。
・画像の真ん中のブレードばね の上から少し下にSS400(鉄)
の小さな板をTIG溶接しました、これで
ブレードの顎(刃元の突起)がここに当たり、ブレードの
沈み込みを防ぎます、さらに ばね力 を落とすために少し
削っています、ブレードの開閉が固すぎたので・・
・あと、ブレードばね の下の方(穴の近く)も削ってブレード
とのクリアランスを広げています、 実はこれだけ対策しても、
手を添えずに、ばねの力で刃を パン!と閉じると、干渉し
刃が傷みます、 手でゆっくり刃を閉じると大丈夫ですけど。
・このナイフはもう一本より後に修理しています、一本目が
インスピレーションでさっと、ハンドルを選び、ワイルドな感じ
になったので、こっちは、鹿角の凹凸の流れ、凹凸の粒、厚み等
よく考え、左右対称を目指しました、この後鹿角をバンドソー
で荒取りし、接着していきます。
今日は、ここまでにします、 閲覧ありがとうございました。